皆さんはスキーをしているときや終わった後に足が痛くなったという経験をされたことはないでしょうか。
疲れによって生じる痛みもありますが、ほとんどの場合は脚がブーツの形に合わないことによって起こります。
足が痛いとスキーにも集中できなくなってしまいますよね、、、
今回はそんなスキーブーツの痛みについて、インストラクターをしている私から解決方法などを徹底解説していきたいと思います。
足の痛みで苦しんでいる方は是非参考にしてください!
スキー中にブーツの中の足が痛い。
ブーツによる足の痛みをなくしたい!
足の痛みって放っておくとまずいの?
<推定閲覧時間3分>
1.足の痛みは要注意
皆さんは足の痛みを感じたことがありますか?
足の痛みの多くはブーツが足にフィットしておらず骨を圧迫していることから生じます。
特によく足が痛くなる箇所としては
「くるぶし」「かかと」「小指のつけね」
などが挙げられます。
足はスキーの時だけではなく日常生活でも重要な働きをしていることは言うまでもありません。
もしスキーで足をひどく痛めてしまうと、日常生活に支障をきたす恐れが出てきます。
実際にどのような症状が考えられるか考えていきましょう。
骨が出てきて変形する
足の痛みを放置していると痛みの原因になっている箇所が変形してしまいます。
例えば小指のつけねの痛みをずっと放置していると、小指のつけねのほねが外側に大きく出てきてしまいます。
この骨が出てきてしまうことによって、日常生活で使用している靴を履いた時にも、変形して出てきてしまった骨が圧迫され痛みを感じることがあります。
私は中学生の頃にひどく足を変形させてしまったことがありました。
その時は小指の付け根だったのですが普段履きしている靴も痛くてはけなくなってしまい、歩くことすらも痛くてできなくなってしまいました。
通っていた接骨院の先生にもブーツには今後特に気を付けるようにいわれ、ブーツによる足の変形の恐ろしさを実感したことがあります。
皆さんも無理して痛いまま使用していると足が変形してしまう恐れがあるので、痛みが出てきたときは早いうちから対策することをお勧めします。
2.足の痛みをなくすために必要なこと
ここまで痛みによる恐ろしさを紹介してきましたが、では実際に痛みを感じたらどのようなことしたらいいのでしょうか。
ここからはその対処法について紹介していきたいと思います。
①ブーツを正しく履く
まず痛みを出さないためにはブーツを正しく履く必要があります。
皆さんは正しくブーツを履けていますか?
ブーツの中に足を入れた後、ブーツのかかとを地面に強くたたきつけ、かかと部分に隙間ができないようにしてからバックルをしめるようにしましょう。
これをしないと足がつま先寄りになることがあり、正しい位置で履くことができなくなってしまいます。
正しく履けないと痛みが生じる原因になりますの皆さんもブーツを履く際は正しく履けているかしっかりと確認をしましょう。
②痛くなったら履きなおす
ブーツはその時の気温によって軟らかさが変化します。
これが起こることによってブーツがうまく履けたり履けなかったりするので、痛みを感じたときはすぐに吐きなおすように心がけましょう。
③シェル出し加工を行う
正しい履き方をしてもブーツが痛いという方はスキー専門店でシェル出しと呼ばれるブーツ加工をお勧めします。
シェル出し加工とは足の痛みを感じている部分を広げることによって痛みを軽減することができます。
身近にあるスキー専門店にブーツを持っていくと大体のところでやってくれるので是非利用しましょう。
料金についてはお店によりますが、購入した店舗での加工は無料としているお店もありますので一度お店に問い合わせてみてください。
現在では一部オンラインショップでご購入されたお客様に対してインターネットを通じてシェル出し加工を受けることも可能になっているそうです。
加工には少し時間がかかりますので、スキーをする予定のない期間を使って加工を頼みむようにしましょう。
3.最後に
いかがでしたでしょうか。
私は中学生のころからずっと足の痛みに悩まされてきました。
放置していた結果歩くことが困難になるほど足が変形してしまったのです。
これをご覧になっている方々には、私のようにつらい思いをしてほしくないので、今足の痛みを抱えている方は参考にしてみてください。
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