皆さんは全日本スキー技術選手権大会をご存じですか?
ここ最近、各地で予選会が開かれており、各県や各地方の代表選手が決定してきていますよね。
そんな中スキーヤーを今一番不安にさせていることが新型コロナウイルスの蔓延です。
時期的にウイルスが拡散されやすい冬に行う大会ということもあって、二年前はコロナウイルスの影響から技術選が中止になったこともありました。
新しい変異株であるオミクロンの感染拡大が止まらない昨今では、果たして技術選が行われるのでしょうか。
今回はそんな2022技術選についてコロナウイルスの観点から考察していきたいと思います。ぜひ皆さんも一緒に考えていきましょう!
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1.第59回全日本スキー技術選手権大会
今年で59回目の開催となる全日本スキー技術選手権大会ですがどのような大会なのかを改めて紹介したいと思います。
この大会は通称「技術選」とも言われており、スキーのうまさを競う大会になります。
ゲレンデスキーヤーの頂点を決める大会と言われたりもしています。
各県や地方で予選会があり、そこで勝ち上がった代表選手らがスキーのうまさを競いあいます。
今年の開催地は?
昨年は新潟県の苗場スキー場で開催されました。
今年の開催地は長野県の白馬八方尾根スキー場になっています。
今年の開催地である白馬八方尾根スキー場はスキーヤーの方でしたらだれしも一度は、耳にしたことがあるのではないでしょうか。
技術選のほかにも様々な国際大会の会場になっており、スキー場の規模はとても大きく、国内屈指のスキー場になっています。
そのほかに過去に開催された有名なスキー場としては、北海道のルスツリゾートなどがあります。
中止になった第57回大会
去年は開催された技術選ですが、2年前の第57回大会はコロナウイルス感染症の観点から大会史上初の中止になってしまいました。
選手並びに大会関係者の皆さんは相当な衝撃とショックを受けたと思います。
昨年は十分な感染症対策を行ったうえで規模を縮小しながらではありましたが、無事に大会を開催することができました。
このことからも、多くの人が今年は技術選が開催されるのかどうかについて気になっているのではないでしょうか。
最近になって再び感染者数が爆発的に増大していますし、スキー場でのクラスターなども起こってきているのが現状です。
2.開催地(長野県)の方針
では、今年の第59回大会は果たして開催されるのでしょうか。
ここからは開催地である長野県の感染症対策方針とスキー連盟の感染対策についてまとめていきたいと思います。
まず開催地である長野県の感染症対策についてみていきましょう。
1月30日現在、長野県はまん延防止等重点措置を2月20日までとっています。
また感染症警戒レベルは長野県全域でレベル6になっている状況です。
長野県の対策としては大規模な集客施設に対してまん延防止のために必要な処置をとるよう要請しています。
技術選大会はおおきなイベントになるので、2月20日以降も現状と変わらない感染状況だった場合、上限人数を設けたり十分な感染症対策の実施などが必要とされると考えられます。
また、今の感染者数よりも増えてしまった場合は、より厳しい措置が必要となるため、場合によっては大型イベントの中止を要請されるかもしれません。
今後の感染者数の推移が、大会開催の可否を決めるといっても過言ではありません。
<参考>https://www.pref.nagano.lg.jp/bosaianzen/index.html
3.スキー連盟の感染症対策は
全日本スキー連盟(SAJ)の感染症対策については新型コロナウイルス感染症対策ガイドラインを作成しています。
飛沫感染予防と接触感染予防の二つに分け、感染症の予防を促しています。
詳しくはこちらをご覧ください。
https://masters-ski.iwatake.jp/images/covid2020/taikai_guidance_covid.pdf
4.最後に
ここまで県とスキー連盟の感染症対策についてまとめてきましたがいかがでしたでしょうか。
現状では何とも言えないですね…
これからの感染者数の推移によっては2年前と同様に中止という判断になることも考えられます。
これはスキーをしている方に限った話ではないのですが、ひとりひとりができる範囲での感染症対策をしっかり行うことが大切です。
もし大会が開催されたとしても、自分がコロナウイルス感染症に感染してしまっていては大会に出場できませんしね…
いち技術選プレーヤーとしては今年も全日本技術選が行われることを願っています。
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