皆さんはスキー場のリフトに乗っているときに何をしていますか?
スキー場では滑っている時間よりもリフトに乗車している時間の方が長くなってしまいます。速攻で滑り終えてしまえば全体の時間の9割ほどがリフト乗車のために使用していることにもなりえます。
1日の中でスキーをしている時間はリフトの乗車時間に比べて非常に少ないため、リフトの上で何をするかがとても重要になってきます。
今回はそんなリフトの乗車時間についておすすめの過ごし方を紹介していきたいと思います。
この記事を読んでぜひ試してみてください!
・リフトの乗車中やることがなくて暇。
・もっとスキーを上達したい!
・ほかの人はどうやって過ごしているのか知りたい!
<推定閲覧時間3分>
1.スキーを上達したいならリフトの時間を使うべし
最初で述べた通り、スキーヤーにとってリフトに乗車している時間はスキー場に滞在している時間の大半を占めます。
友達や家族とのレジャースキーをされる方にとってはコミュニケ―ジョンがたくさんとれる時間ですが、スキー技術上達を目指す人にとっては上達するための大事な時間になります。
皆さんはスキー場で何回ぐらい滑れていると思いますか?
20回ぐらい滑っていると思われがちですが、実際のところは13回ぐらいが平均的です。
さらにレッスンなどで雪上に立つ時間が増えるとその回数は減っていきます。
なぜこんなにもスキー滑走に時間がかかるのかというと、1本滑るのにかかる時間のほとんどをリフトの乗車時間に使っているからです。
スキーを滑っている時間はスキー場に滞在する時間のほんのわずかですのでその時間だけ技術的なことを考えていても、うまくなるのには時間がかかります。
ですのでスキーの上達を目指すのであればこのリフトの乗車時間を有効に使用してスキー上達につなげていくことが大切なのです。
2.他人の滑りを盗み見る
リフト乗車中は周りのスキーヤーの滑りを見ることができます。
初心者から上級者まで様々な滑りが見れるので、自分の滑りで足りないものが見つかるチャンスになります。
また、リフトはゲレンデから見るよりも視線が上になるので、雪の上では気づかない些細なことにも気づくことができます。
実際に私がリフトに乗っているときに一番するのがこの他人の滑りを鑑賞することで、その人に足りないモノを探したり、板の使い方やストックワークなどを参考にしています。
他のインストラクターの先生方もリフトに乗っているときは他人の滑りを参考に見る方が多く、とてもおすすめできるリフト時間の過ごし方になります。
3.スマホでうまい人の滑りを見る
次にオススメするのはスマホでうまい人の滑りの動画を見ることです。
手袋を外したり、ポッケからスマホを出したりしないといけないので手間がかかってしまうのですがおすすめです。
家で見るのもいいのですが、動画を見て「こう滑ればいいのではないか」と思ったことをすぐに実践できるのでとても役に立ちます。
今の時代はユーチューブやTwitterなどで自分の好きなスキー選手の名前を検索してしまえばすぐに滑りを確認することができます。
しかし、リフトの上でスマホを触ることはストックやスマホの落下の原因になるので慣れていない方や不安な人にはおすすめできません。リフトの上でスマホを使用する際は十分に気を付けて、何かあっても自己責任になることを頭に入れておきましょう。
4.脚のトレーニング
最後にオススメする方法は脚のトレーニングです。
リフト乗車中に膝を曲げずに足を上げてみてください。
ブーツの重さに加えて、スキー板の重さもありますのでふとももを中心に筋肉を鍛えることができます。
細かく脚を上げたり下げたりするとリフトを揺らしてしまい、不安定になってしまうのでこれを行うときはゆっくりと、深呼吸をしながら無理せずに行いましょう。
またスキーを滑るのにすでに筋肉を使用していますのでやりすぎるとかえって怪我の原因になったりする恐れがありますので注意が必要です。
5.まとめ・最後に
いかがでしたでしょうか。
今回紹介したリフトの時間の過ごし方は
・リフトから他人の滑りを見る
・動画で滑りの確認
・脚のトレーニング
でした。
どれも簡単ですが、リフトの上で行うことですのでこれらを行うときは十分に注意して行いましょう。
ぜひ皆さんも試してみてはいかがでしょうか。
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