皆さんはスキー場に行くときどのような感染症対策をしていくべきかわかりますか?
スキー場は「ゲレンデが外にあるから何も対策しなくてもいい」と考える人もいると思いますが、場合によっては普通の生活をしている時よりも感染症のリスクが高い場所もあります。
今回はスキー場の感染症対策についてインストラクターの私が紹介したいと思います。
スキー場にどんな対策をして行ったらいいかわからない方は参考にしてみてください。
またスキー場によく行かれる方もここでもう一度確認しておきましょう。
1.スキー場は3密に当たるのか
一向に収まる兆しがないコロナウイルス感染症ですが皆さんは普段からどのような対策をしていますか?
感染症対策を行う上で大事な指標になるのが3密に当たるのかどうかということです。
まず3密の3つの密とは
・密集
・密接
・密閉
になりますよね。
密集は人がたくさん集まることで、密接は近距離での会話や運動などのことを言います。また、密閉は風通しの悪い、換気能力が悪い場所のことを言います。
ではスキー場では上記の3つの密が該当する場所があるのでしょうか。
ここからは場所ごとに考えていきたいと思います。
スキー場内(屋内)
スキー場内はどうでしょうか。
スキー場内はチケットの購入やトイレ、レストランなど主要な施設がたくさんあり、多くの人が集まり、会話や食事を行います。
スキー場内は密集と密接が該当するといえるでしょう。
どのスキー場でも場内でのマスクの着用や、大声での会話の自粛、食事スペースのソーシャルディスタンスをお願いしています。
ですのでスキー場に行く際はマスクを必ず持っていき、感染症対策を行うようにしていきましょう
ゲレンデ内
皆さんが一番気になるのがゲレンデ内での感染症対策だと思います。
まず、ゲレンデ内は3密には当たりません。
当たり前ですが換気はできますし、人との密集や密接は特別な事情がない限り起こりえることはありません。
ゲレンデでの感染症対策についてはこの後紹介しますのでご覧ください。
リフト・ゴンドラ
スキー場で人と人の距離が一番近くなるのがリフトやゴンドラ内になると思います。
ゴンドラに関しては、密閉、密集、密接になり得る場所であるといえます。
スキー場によってはゴンドラの人数制限を行っているところや、リフトの一人乗車をお願いするなど感染症対策を行っているところがあります。
また、ゴンドラでは窓を開けて運行しているスキー場が多いです。寒いですが感染症対策として協力しましょう。
ゴンドラ内でのマスク着用をお願いしているスキー場もあるのでスキーウェアのポケットにもマスクを入れておきましょう。
3.滑走中の感染対策
マスクをしてスキーやスノボーをしなくてはいけないのでしょうか。
結論から言うとスキーやスノボーをしているときにマスクを着用して滑っている人はいません。
(ここでは「マスク」と「フェイスマスク」は同じものではなく区別しています)
しかし、対策を全くしていないというわけではなく実際はフェイスマスクと呼ばれる滑走中に顔を覆うもので代用しています。
もともと感染症対策のために使用されていたものではないのですが多くの人はこれをマスク代わりにしています。
ちなみにほとんどのスキーヤースノーボーダーはフェイスマスクをして滑走しており、口元に何もつけないで滑っている人はほとんど見受けられません。
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マスクをして滑るのは息がしずらいのでこのようなフェイスマスクを購入することをお勧めします。
スキーの選手などが着用している型は上記の商品のようなものです。
フェイスマスクといてもたくさん種類がありますので購入する際にはよく検討してから購入してください。
4.まとめ
ここまでの内容をまとめるとスキー場での感染症対策は
スキー場屋内⇒マスク
ゴンドラ内⇒人数制限、換気、マスク
リフト⇒人数制限
ゲレンデ内⇒フェイスマスク
になります。
ここで紹介したこと以外でも感染症対策として様々スキー場が取り組んでいます。
私たち利用者は楽しいスキースノボーライフを送る上でも、協力できることは積極的に協力していきましょう。
3.最後に
いかがでしたか。
スキー場の感染症対策について少しは理解できたでしょうか。
スキー場に行くときはマスクとフェイスマスクを持っていくようにして、あとはスキー場の指示に従っていれば間違いないです。
スキー場に行く方は是非参考にしてみてください。
このサイトではスキーに関する情報を発信していますので引き続きよろしくお願いします。