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【新雪の滑り方】スキーインストラクターが教える新雪をうまく滑るコツ3選

 

皆さんは新雪を滑る時に何を意識して滑っていますか?

 

新雪はうまく滑るのが難しいですが、滑り方のコツをつかんでしまえばとても楽しいものです。

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私は新雪を滑っていると「このためにスキーをしてきたんだな」と感じることができるくらい、最高な気分になります。笑

 

しかし、実際は新雪を滑るのを苦手にしている方も多く、私もよくレッスン中に質問されます。

 

今日は皆さんにその魅力を知っていただくために、新雪を滑る時のコツを3つほど紹介したいと思います。

 

新雪を滑る際にはぜひ参考にしてみてください。

 

 

1.新雪とは

本題に入る前に皆さんは新雪という言葉を聞いたことがありますか?

 

わからない方もいらっしゃると思いますので簡単にこの言葉について説明したいと思います。

 

新雪とは読んで字のごとく新しく積もった雪のことを言います。

新しく降ったばかりの雪は押し固められていないのでふわふわですよね。

 

その押し固められていない新しく降り積もった雪が新雪です。スキー場では雪がたくさん降り、圧雪が間に合わなかった場合に新雪のバーンを滑ることができます。

 

新雪はとても軽くフワフワしているので足を突っ込むと足が下に沈んでしまいます。

 

2.新雪を上手に滑る3つのコツ

それではここからは新雪をうまく滑るために意識するといいことを3つ紹介したいと思います。

 

①スキーのトップ(先端)を浮かせる

新雪を滑る時、スキー板の先端を浮かせるようなイメージで滑りましょう。

新雪は圧雪されたバーンとは違って雪が軟らかいのが特徴です。

 

ですので身体を前かがみにしてしまうと、スキー板の先端はとがっているので雪の中に刺さってしまい、転倒の原因になります。

 

理想はスキー板のテール(後ろ)を使って滑走することです。

後傾になるようなイメージで滑るとうまくいくかもしれません。

 

普段のポジションからこぶし1個分、後ろにずらして滑るくらいで大丈夫です。

考えてみると滑りずらいと思いますが、新雪は雪が軽いので後ろ目のポジションでもスキー板をまわすことは意外と簡単です。

 

前傾姿勢をとったまま新雪に入り転倒してしまいうとスキー板をなくしてしまう場合もあります。

 

私の周りでも新雪の中転んでスキー板を失い、春先になって雪が解けてきたころにゲレンデから発見されたという話も聞いたことがあるくらいです。笑

 

新雪はふわふわで転んでもいたくないですが、板が外れてしまうと見つけるのが困難になることがあるので滑る時は注意して滑りましょう。

 

ただし、普通の圧雪されたバーンでこれを意識すると後傾になってしまうのであくまで新雪の時だけ意識するようにしましょう。

 

②スタンスを狭める

もう1つの意識するべきことはスタンスを狭めることです。

ここでいうスタンスとは、スキー板とスキー板の間の幅のことです。

 

なぜスタンスを狭めて滑るのがいいのでしょうか?

 

新雪はふかふかで少し圧がかかるだけで雪の下に沈んで行ってしまいます。

もし、左右の板で圧が均等でなく、片方の板が沈んでしまったらどうなるでしょうか。

 

バランスを崩して転倒してしまいますよね。

これを防ぐために意識するのがスタンスを狭めることです。

 

イメージは2本のスキー板をくっつけて1本のスキー板にして滑る感じです。

 

また、足を広げて滑ると足の間に大量の新雪が入ってきてバランスを崩してしまう原因になってしまいます。

これを防ぐためにもスタンスを狭めて滑ることは大事になってくるのです。

 

③エッジ滑らず面で滑る

最後のポイントはスキー板を立ててカービングをしようとせず、横ずれを使ってターンをしていくことを意識することです。

 

これをまとめてわかりやすく言うと「面で滑る」という言い方になります。

 

ここまで読んできた方はなんとなくイメージできると思いますが新雪でエッジを立ててしまうと、雪との接地面積が減り、浮力が少なくなって雪の中へと沈んで行ってしまいます。

 

スキー板で雪の上に立つのと、普通の靴で雪の上に立つのを比べてみるとそれがわかります。

靴で立つと雪の中に沈んでしまいますが、スキー板だと雪の上に乗ることができますよね。

 

これは接地面積が大きいため力を分散しやすく、浮力をより得やすいために起きることです。

 

かんじきなどはこの原理を利用した伝統的な靴です。

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この考え方をスキーの滑走中に置き換えると、ターンするときに板を立てるより板を横にスライドさせて曲がった方がいいことがわかると思います。

 

最後に

いかがでしたか?

 

以上で紹介した3つのことを意識して滑れば新雪も楽しく滑ることができると思います。

 

ここで紹介した方法のほかにも何かおすすめのコツなどありましたらコメントください!参考にさせていただきます。

 

皆さんも新雪の滑り方をマスターして、楽しいスキーライフを送りましょう!